八丁平 八丁平から三峰山方面
 2005.01.30 曇り    行程時間 4時間50分
 榛原駅9:50=(タクシー)=御杖村青少年旅行村10:35―登り尾避難小屋11:00―12:05出合の避難小屋(昼食)12:50―三峰山(1235m)13:10―八丁平13:25―出合の避難小屋―不動の滝14:15―14:40青少年旅行村15:05=(奈良交通バス・霧氷号)=16:10榛原駅

 メンバー:もっちさん、Nさん、Kyonchan、milion (4名)
御杖村青少年旅行村で 登り尾避難小屋 出合の避難小屋
 Nさんの携帯にkyonchanからの遅刻メールが入る。鶴橋8:18発の急行に乗れないようだ。次の特急で八木まで来るように指示する。特急が八木で追い着くのを期待するが、鶴橋を18分遅れで出発しているので、やはり八木で追い着くことはなかった。八木から次の榛原へ行く電車を待つと確実に『霧氷バス』に乗り遅れるので、かすかな期待を込めて名張まで行って戻るように指示する。結局、これが間違いで榛原着をより遅らすことになる。

 榛原駅から3台の『三峰山行き霧氷バス』が出発して、閑散とした駅前に登山姿は私たちだけになる。結局バスに乗らなかった私たちを不信に思ったのか、奈良交通バスの人が「もう、バスはありませんが」と話しかける。「ひとり遅れているので、その人が着いたらタクシーで三峰に行きます」。駅前にあるタクシー料金表の看板では『三峰山9000円』。高見山だと4人乗りの場合バス料金と殆ど変らないが、三峰山の場合は一人当たり1000円ほどの超過になるようだ。

 8:45、やっとkyonnchanが到着。予約していたタクシーに乗り込み、三峰山登山口である御杖村青少年旅行村を目指す。「この時間だと、最後に出発したバスと同じぐらいで到着します」と運転手。最後に出発したバスからでも20分ぐらい遅れているので、タクシーとバスではそこまで時間的に違うのかと驚く。

 運転手の言葉通り、最終バスとほぼ同時に青少年旅行村に到着する。例年、ここに来た時は登山口からアイゼンが必要だったが、今日はまるで雪がない。今日から冷え込むそうだが、ここ数日間暖かかったためか雪も溶けたようだ。先週の高見山のような樹氷は今日は期待できないかも知れないなぁと思う。

 車道から橋を渡って、登り尾コースを歩く。しばらく杉林の植林帯が続く。杉林の中の坂道を15分ほど登ると尾根道になる。登り尾コースは不動の滝コースに比べ、距離的に長いかも知れないが緩やかな坂が多く、登りに使うと楽だ。

 登り尾避難小屋まで登っても、まだ雪が殆どなく、アイゼンは必要なさそうだ。服装調整のため、小屋に入って休憩することにする。私はそんなに暑く感じなかったので服装はそのままだが、仲間たちは防寒着の中のフリースなどを1枚脱いだようだ。もっちさんはこの寒空の中なのに汗をかいているようだ。

 小屋から取っ付きの木の階段道を登ると、雪が少し増えてきたようだ。道は凍っていて、少し歩き辛くなってきた。道が薄っすらとした雪道になり、アイゼン装着の登山者たちが増えてきたので私たちもアイゼンを装着する。例年なら樹氷が美しい木々の細い枝々にも今日は樹氷がない。

 不動の滝コースとの出合いの小屋は流石に時間どきで昼食をとる人で満員だった。外で昼食をとるには余りにも寒そうだから、席が空くのを待つことにする。
山頂付近の樹氷
 昼食を終え、避難小屋を後にする。左側は植林の杉林、右側に雑木林を見ながら間の道を歩く。山頂近くなって植林がなくなり、やっと樹氷に覆われた木々に見られるようになってきた。流石に山頂付近は風も強く、じんじんと体が凍えそうなくらい冷えを感じる。
三峰山頂(1235m)にて 山頂の樹氷
 山頂から御杖村の集落の向こうに曽爾高原や二本ボソ、倶留尊が靄って見える。山頂の木々の樹氷は今日一番の綺麗さだった。幾分樹氷については「今日はこんなものだろう」と諦めていたが、それでも三峰山山頂の樹氷には来て良かったと思うものがあった。

 山頂から八丁平への道を歩く。雪道から八丁平を見渡せる所まで来て、やはり雪の少なさに驚く。私が三峰山に来て、こんなに雪の少ない八丁平は初めてだ。でも、八丁平はいつも神秘的で私の好きな場所だ。モノクロの映像を見るようで、神々しくいつも優しく私を迎えてくれるようだ。光りが射せば、もっとすばらしい八丁平の映像を残せるのにと恨めしく空を眺める。幾分青空はあるが、山際は厚い雲に覆われている。陽が射しそうにないようだ。

 三畝峠の分岐で新道峠コースを行こうか迷うが、時間もないので来た道を戻ることにする。内心無理だろうと思っているが、青少年旅行村に早く着けば、『姫石の湯』に行きたいと思っている。
八丁平 不動滝
 避難小屋の分岐で不動の滝コースを歩く。こちら側は登りで使うと急登でしんどいが、下りでは早く着けそうだ。

 杉林の中の広場でアイゼンを外し、獣除け柵を二度潜ると不動の滝の傍の道に出る。昨年来た時は滝につららができて綺麗だったが、今日はつららは全くできていなかった。

 滝から少し下って車道に出る。青少年旅行村から『姫石の湯』行き無料送迎バス時刻は2:30だから、少し無理なようだ。もう少し早くあるくべきだったかと思うが仕方がない。車道に出た頃から雪が降り出した。あっという間に周囲一面を白く包んで行く。

 バスの車窓からまるで吹雪きのように降る雪を見ながら、今回はいろんなことがあったので、反省会が盛り上がるだろうなどと、もう思いは酒の席に入っている自分が何故か可笑しかった。


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